こんにちは。サチコです。本日は福音館書店の幼児絵本シリーズより、元永定正さんの『ころころころ』を紹介させていただきます。
どんな絵本?
こちらの絵本は、「いろだま ころころ」という言葉から始まります。
『ころころころ』は文字通り、ボールが転がる様子を表しています。
カラフルで小さないろだまが沢山出てきて、様々な道を転がっていく様子が描かれています。
初めはかいだんみち。オレンジ色の平坦な道が、だんだん上り階段になり沢山のいろだまたちが上っていきます。
ページをめくると、今度は下り階段。色もオレンジから黄緑色に変化した階段をいろだまたちは下っていきます。
つづくはあかいみち。「ころころころ ころころころ」
でこぼこみち、さかみちと進んで、高い段差を落ちてしまう場面も。
いろだまたちは様々な道を「ころころころ」と進みます。
構成はたいへんシンプルですが、次はどんな道が続いているのだろうと子どもはとてもワクワクします。
小さなたくさんのいろだまたちは、まるで生きているかのようにころころころと進んでいきます。様々な障害を乗り越え進んでいく様子は、なんだか応援したくなってきます。
とはいうものの美味しそうな飴玉にも見えてきたり。色んな見方が出来る絵本かなと思います。
『ころころころ』の楽しみ方
『ころころころ』はとてもシンプルな絵本です。そのため、色んな楽しみ方があると思います。
色んな色があるので、子どもとどの色が好きかを話したり、小さい子には色の名前について教えてあげるのもいいかもしれませんね。
いろだまが転がり進み続ける道は平坦ではありません。階段があったり、でこぼこしていたり。嵐の中飛ばされそうになる場面もあります。
様々な道を一緒に進んでいるかのように指でいろだまをなぞったりするのも楽しいです。
カラフルないろだまたちが並んでいるので、子どもと食べるふりをして遊んでいます。
文字数の少ない絵本なので、ひらがなに興味を持ち始めたお子さんも読みやすい一冊だと思います。
まとめ
シンプルながら色んな角度から楽しめる絵本『ころころころ』。
2才から4才向けの絵本となっていますが、色彩のはっきりしたページが多いので赤ちゃんでも楽しめそうですし、出産祝いなどプレゼントにもおすすめです。
ぜひ一度手に取ってみていただけたらなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように。
サチコ
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