『たまごのあかちゃん』文:かんざわとしこさん 絵:やぎゅうけんいちろうさん

絵本紹介
たまごのあかちゃん 文:かんざわとしこ 絵:やぎゅうけんいちろう 出版社:福音館書店

こんにちは。サチコです。今日は『たまごのあかちゃん』という絵本の紹介です。

『たまごのあかちゃん』読んだことがある方も多いのではないでしょうか。福音館書店の幼児絵本シリーズで、2才~4才向きの絵本となっています。


「たまごのなかで かくれんぼしてるあかちゃんはだあれ? でておいでよ」という文章とともにたまごが描かれており、ページをめくるとたまごの中から赤ちゃんが生まれてきます。にわとりの赤ちゃんだったならば、「ぴっぴっぴっ こんにちは にわとりのあかちゃん こんにちは」と、その動物の鳴き声と「こんにちは」と読み手が挨拶をするような構成になっています。

順番に様々な動物が出てきますが、その動物に合わせてたまごの大きさが違ったり数も異なります。動物の種類によってたまごの大きさや数が違うんだという発見は、子どもにとってはとても大きなもので数を数えたり、恐竜のたまごが出てきたときにはその大きさに毎回興奮しています。また動物によって鳴き声が違うため、赤ちゃんが出てくると鳴き声をまねたりして楽しんでいます。生き物の特性や生態に興味を持つきっかけにもなるかもしれませんね。

我が家では、たまごの中の赤ちゃんに対して「でておいでよ」と呼びかける場面では子どもと一緒に手招きの動作をしています。何度も読んでいるので、何の動物が出てくるのか分かっているのですがとてもワクワクした表情を見せてくれます。ページをめくり「こんにちは」の文章が出てくると、赤ちゃんに向かっておじぎをしています。ちょっとしたことかもしれませんが、コミュニケーションの取り方の練習にもなったりするのかなと思っています。

『たまごのあかちゃん』は、色彩のはっきりした絵で、線も太く描かれています。対象年齢は2才~4才とのことですが、0~1才の赤ちゃんでも楽しめるのではないかなと思います。ただ紙タイプの絵本のため、小さい子の場合は破いてしまう心配もありますね。。読み聞かせをしてあげるにはとても良いと思います。たまごからどんな動物が出てくるのか、大人もワクワクします。

今日は『たまごのあかちゃん』を紹介しました。楽しい絵本なので読んだことのない方はぜひ読んでみてください。

素敵な一日をお過ごしください。                       

                                     サチコ

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